2007/4/17
 

東急田園都市沿線3施設
2006年度(2006.4.1-2007.3.31)売上報告

☆グランベリーモール
新棟開業や積極的なリニューアルによる集客増と買い廻り性が向上し、
モール全体を牽引。過去最高売上191億円、前年比114%

☆青葉台東急スクエア
リニューアル効果による買い廻り性向上で過去最高売上212億円

☆たまプラーザ東急SC
継続的なリニューアルなどにより衣料品売上好調(前年比104%)    

 

 東急モールズデベロップメント(略称:TMD、本社:東京都渋谷区、社長:久米基夫)が東急電鉄より受託している、東急田園都市線沿線
3SCの2006年度(2006年4月1日〜2007年3月31日)売上は、すべてのSCが好調に推移しました。

今期は近隣に競合施設が相次ぎオープンしましたが、いずれのSCも前年を上回る好調な売上となりました。

各SCの売上と概要は以下の通りです。

 
グランベリーモール
新棟開業や積極的なリニューアルによる集客増と買い廻り性が向上し、
モール全体を牽引。過去最高売上191億円、前年比114%

 グランベリーモール(東京都町田市)では、今期の売上が開業以来最高の191億円(前年比114%)、レジ客数835万人(前年比119%)となり、大変好調に推移しました。昨年度末に開業した新棟を除く既存店ベースでも売上前年比103%と好調に推移しています。これにより、5年連続して昨年同期比プラスという結果になりました。

 業種別では、飲食(前年比、以下同135%)、物販プロパー(112%)、物販アウトレット(105%)と軒並み好調に推移しています。

 今期は8つの新店導入や、既存12店舗のリニューアルなど、モール全体の15%にあたる売り場面積の積極的な入替・リニューアルによる鮮度維持を図ったことや、昨年3月シネコンを核に物販・飲食12店舗を擁した4階建ての屋内型モール「OASIS SQUARE」を新たに開業し、幅広い層のお客様を集客したことなどから、モール全体の買い廻り性が高まり、全体の売上増に大きく寄与しました。

 また、今期はプロパー店舗を対象にした「VERY BERRY SALE」も初めて日程を合わせて開催し、大きな集客モチベーションを作ったことなどから、7月・1月の売上を牽引しました。

 テナント別では、全面リニューアルした「リー アウトレット」(135%)や、積極的な販促を行い、顧客の囲い込み・醸成を図ったベイクルーズグループのアウトレット「ベーセーストック」(111%)などのアパレル店舗のほか、多数の店舗が前年比2桁以上の飛躍的な伸び率となっています。

※( )内は売上前年比

グランベリーモール 2006年度 参考データ
 ■売上状況  191億円・前年比114%(既存ベース103%)
 ■レジ客数  83
5万人・前年比119%(既存ベース100%)

 

青葉台東急スクエア
リニューアル効果による買い廻り性向上で過去最高売上212億円

 

 青葉台東急スクエア(横浜市青葉区)では、今期の売上が212億円(前年比102%)で、レジ客数についても前年比102%と好調に推移しました。2000年の開業以来、6年連続して売上を伸ばし続け、今期も過去最高の売上を記録しています。
業種別では、身の回り品(前年比123%)、衣料品(前年比104%)が売上を伸ばしました。

 売上好調の要因としては、一昨年秋に行ったSouth−2館3F・4Fのリニューアル効果が特に大きく、新店舗の売上が好調なことに加え、既存店への買い廻りが見られたことなどから、同館の売上は前年比104%と伸張しました。また当SCの基幹となる食料品テナントが改装により大きく売上を伸ばしたことや、テナントスタッフ・バックスタッフ(清掃・警備・駐車場係員)を対象にしたCSやESの諸活動に継続して取り組んだことにより、接遇力が向上したこと及び従業員の定着化を図れたことなどが売上増に寄与しました。

 中でも売上の伸び率が高かったのは、販売員が定着し接客力がアップしたことで売上を伸ばした「アンレクレ」(118%)、店頭イベント強化により集客を伸ばした「アップルハウス」(117%)、顧客特性に合わせて仕入先を増やした「ラピスラズリー」(117%)のほか、「MKクランプリュス/ofuon」(111%)などの店舗が前年比二桁以上と大幅に伸張しました。

※( )内は売上前年比
青葉台東急スクエア 2006年度 参考データ
 ■売上状況    212億円・前年比102%
 ■レジ客数  1,592
万人・前年比100%
 

たまプラーザ東急SC専門店
継続的なリニューアルなどにより衣料品売上好調(前年比104%)

 

 たまプラーザ東急SC専門店(横浜市青葉区)では、今期の売上が87億円(前年比101%)、来館者数前年比100%、核テナントの東急百貨店を含めたSC全館売上でも、前年比101%と好調に推移しました。

 今期は、衣料品がプロパー・バーゲンともに1年を通して好調で(前年比104%)、全館売上を牽引しました。中でも、今年3月に導入した「ビースリー」は、開業時よりお客様の圧倒的な支持を得て、初月売上坪効率が全体平均の2倍となるほど、大変好調な立ち上がりとなりました。「ビースリー」に加えて、昨年度末に導入した「アースミュージック&エコロジー」および「45R」などの店舗が、お客様のニーズを捉え売上を伸ばしたことで、いずれも前テナントの同時期実績を2〜4倍と大きく上回り、SC全体の活性化に寄与しました。
 
  そのほか、新ラインの商品を展開し、新たなお客様のニーズを捉えたことで客数が前年比120%となった「ピュアルセシン」(136%)や、昨年6月に実施した改装により入店客数が増えて新規顧客を獲得した「群言堂」(120%)、昨年リニューアルとともに店名を変更した「ジャニスマーケット」(115%)も、年度を通じて売れ筋商品となったワンピースをアウターやニットとセットで提案し客単価をアップさせ、売上を伸ばすなど、衣料品を中心に前年度を上回る売上を記録した店舗が続出しました。

※( )内は売上前年比

たまプラーザ東急SC 専門店 2006年度 参考データ
 ■売上状況    87億円・前年比101%
 ■レジ客数  1,060
万人・前年比100%
 


Copyright(c)TMD CORPORATION All Rights Reserved.